「最近、髪の毛がパサつく…というより、傷んでる!?」そんな風に感じている人は多いと思います。
特に、髪の毛先は傷んでいるとすぐに分かってしまいますよね?
しかし、なるべくなら傷んだ髪の毛とおさらばしたいと思うのも事実でしょう。
そこで今回は、髪の毛先の傷みを治す方法をご紹介していきたいと思います!
そもそも、どうして髪の毛先は傷みやすいの?
髪の毛先が傷んでしまう…そんな悩みをお持ちの人は実際大勢いらっしゃると思います。
しかし、そもそもなぜ髪の毛先は傷みやすいと言われてしまうのでしょう?
それが分からなければ、正しいケアが出来るはずはありませんよね!
そこで毛先の傷みを治す方法をご紹介する前に、なぜ髪の毛が傷んでしまうのか、そのメカニズムをご紹介していきます。
なぜ髪の毛が傷んでしまうの?
髪の毛が傷んでしまう原因は様々です。
そして、そのどれもが日常生活の中にありふれているものばかり。
例えば、洗髪方法や洗髪後の髪の毛の乾かし方も、方法を間違えると髪の毛を痛める原因になってしまうのです。
みなさんにも時間が無い時など、あまりシャンプーを泡立てないでゴシゴシと髪の毛を洗ってしまったという経験はありませんか?
同じように、タオルドライの時間をあまりとらずに、ドライヤーの熱風を髪の毛に当てて乾かしてしまったことがある人もいるでしょう。
しかし、こういった方法は髪の毛に多大なダメージを与えてしまうのです。
また、パーマやヘアカラーといったヘアアレンジも髪によってはダメージでしかありません。
パーマ液もヘアカラーも、薬品を髪の毛に塗って化学反応を起こすものなので、髪の毛にダメージを与えるのは当たり前といえば当たり前ですよね。
それだけではなく、空気の乾燥や紫外線といった自然現象も髪の毛にダメージを与えます。
いずれにしても、外からの強い刺激が髪の毛のダメージの原因なのです。
どうして毛先ばっかり傷んでしまうの?
髪の毛を傷ませる原因はそこかしこにあることはご納得頂けたと思います。
しかし、ご紹介した原因は髪の毛全体に対してダメージを与えているはずのものばかりですよね。
それなのに、髪の毛先ばかり傷んでいるのが目立つのはなぜなのでしょうか?
簡単に言ってしまえば、これは髪の毛の生えている年月に関係しているのです。
髪の毛の伸びるスピードというのは、大体月に1センチ程度と言われています。
ということは、例えば髪の毛の長さが30センチある場合、毛先にあたる髪の毛は約2年半前の髪の毛という計算になります。
これではダメージが蓄積されているのが当たり前ですよね?
ただでさえ古くなっていてダメージが大きい所に、パーマ液などの薬品を使えば、更なるダメージを与えてしまうのもご理解頂けるでしょう。
併せて、枝毛や切れ毛になってしまうと髪の毛内部の水分調節も出来なくなってしまいます。
そうすると髪の毛がどんどんパサついてしまう原因に…。
上記の様な状態ばかりが目立ってしまうので、特に髪の毛先ばかりが傷んでいると感じてしまうのです。
毛先が傷まないようにするにはどうすればいいの?
ここまで、髪の毛先が傷んでしまう理由についてご紹介をしてきました。
原因が判明しているのであれば、それを防ぐ方法もあるはずですよね!
ここからは、毛先が傷まない様にするにはどうすればいいのか、その予防方法をご紹介していきます!
予防方法①ドライヤーの温度調節に注意する!
先程も少しご紹介しましたが、時間が無いからといって高温のドライヤーを長時間使うのは髪の毛にダメージを与えるだけですので、絶対に避けて下さい!
使っているドライヤーが、細かく温度調節ができるのであればなるべく低めの温度に設定して使っていった方が髪の毛には優しいですね。
もしもそれが難しいのであれば、しっかりとタオルドライをしてドライヤーの風を当てる時間を少なくするようにしましょう。
予防方法②ヘアオイルを使ってみよう!
髪の毛にヘアオイルを付けてみるというのも、髪の毛が傷むのを防ぐ立派な方法です!
使うタイミングは、髪の毛にドライヤーを当てる直前が良いでしょう。
そうすることで、ヘアオイルがドライヤーの熱風から髪の毛を守ってくれるのです!
髪の毛を乾かす前には、特に毛先など傷んだ箇所にしっかりヘアオイルを付けることで、毛先の傷みを防いでくれますよ!
予防方法③しっかりと髪の毛は乾かそう!
遅い時間帯に仕事から帰ってきて、とりあえずお風呂には入ったけど、疲れすぎていて髪の毛も乾かさずにそのままベッドでバタンキュー…。
または、朝忙しい中でシャワーを浴びたけど、しっかりと乾かす暇がなく、ある程度乾いたらそのまま仕事に飛び出していく…。
こんな経験も、みなさん一度はしたことがあるのではないでしょうか?
しかし、髪の毛をしっかり乾かさないというのは髪の毛にとっては大敵です!
なぜなら、髪の毛は濡れた状態の時はとてもダメージを受けやすいから。
例えばしっかりと乾かさない状態で寝てしまうと、寝てる間に寝具と髪の毛が擦れてしまうので、髪の毛に与えるダメージは計り知れないものになってしまいます。
髪の毛のダメージ量を減らすためにも、忙しいを理由にせずにしっかりと乾かすようにしましょうね!
予防方法④UVカットを意識していこう!
突然ですが、強い日差しの下を歩く場合みなさんは何に注意をしますか?
多くの人がなるべく紫外線を浴びない様にケアをする、と考えるのではないでしょうか?
確かに、日差しが強い時などは日焼け止めなどを使って紫外線から肌を守ることは多いですよね。
しかしながら、肌と同じように髪の毛の紫外線ケアをされる人は実は少なかったりします。
先程ご紹介した様に、髪の毛にダメージを与える刺激の中には紫外線もばっちり含まれています。
ですので、肌と同じくらいの感覚で髪の毛も紫外線から守るようにしましょう!
有効な手段としては、日傘や帽子を身に付けるというのも良いですし、最近では紫外線カットをするスタイリング剤やトリートメントなんかもあるので、積極的に取り入れるようにしてみて下さいね!
予防方法④髪の毛の水分が奪われないように注意しよう!
乾燥も髪の毛にダメージを与える大きな要因の一つだというのは、先程ご紹介した通りです。
例えば、エアコンの風がずっと髪の毛にあたっている、これだけでも髪の毛の水分が失われてしまう可能性は十分にあるのです。
ですので、部屋の中の湿度には気を付けるようにしていきましょう。
しかし、そうは言っても仕事中のオフィスなどでエアコンの調整などをするのは難しいですよね?
そういった場合は、シャンプーやトリートメントを保湿力の高いものに変えてみるようにしましょう!
併せて、保湿力だけではなく、髪の毛自体に栄養を与えられるような成分が配合されている商品を選ぶようにすれば、髪の毛のダメージ回復も同時に狙えるのでおススメですよ!
傷んでしまった髪の毛先、元通りに治すことって出来るの?
ここまで、髪の毛が傷んでしまう原因とその予防方法についてご紹介をしてきました!
とは言え、ご紹介したのはあくまで予防方法ですので、今すぐに傷んだ毛先を治したい…という悩みの解決方法にはなっていないでしょう。
しかし、そもそも傷んでしまっている髪の毛先を元通りに治すことは出来るのでしょうか?
結論から言いますと、答えはノーです。
例えば、指先の爪が割れてしまったとしても、その割れた個所が自然にくっつく…というのはありませんよね?
髪の毛も爪と同じで、自己修復機能は存在しないのです。
一度傷んでしまったらずっとそのまま、完全に元に戻るということはあり得ないのです。
ですので、先程ご紹介した様に髪の毛自体がダメージを受けないようにする工夫というのが必要になってくるのです!
しかし、これではいつまでたっても毛先のダメージに対する悩みは解決されないのも事実です。
では毛先が傷んでしまっている場合、実際にはどんなケアを取り入れていけばよいのでしょうか。
ここからは、すでに傷んでしまっている毛先のケア方法をご紹介していきます!
傷んだ髪の毛、早く何とかするためにはどうすればいいの?
髪の毛には自己修復能力がなく、一度傷んでしまったら傷みっぱなしになってしまうのはご紹介した通りです。
しかし、そうだとしても何とかしていきたいのが本音ですよね。
では、傷んだ髪の毛はどうケアをしていけばいいのでしょうか?
少しご紹介していきましょう!
傷んだ髪の毛、思い切ってカットをしよう!
先程からご紹介している通り、一度傷んでしまった髪の毛を元に戻すことは出来ません。
ですので、傷んだ毛先は思い切ってカットしてしまうということが一番有効なケア方法になるのです!
傷んでしまった場所をカットして、新たに髪が傷むのを予防していく。
これを繰り返していくことが一番有効なのです。
実際に、海外では髪の毛に栄養を与えたりしてダメージを軽減しながら、傷んだ毛先をカットしていくというヘアケアが常識でもあります。
また、パーマが失敗してちりちりになってしまった…なんていうケースにもこの方法が最良です。
縮毛強制やトリートメントでのケアも、いったんはサラサラの髪の毛になると思いますが、すぐに元通りのパサパサに傷んだ髪の毛になってしまうことが多いでしょう。
そんな状況が続くぐらいなら、いっそのこと傷んだところはバッサリとカットして、傷んでいない髪の毛のダメージを防ぐ、残った髪の毛にしっかりと栄養を届けるようにした方が、時間がかかるかもしれませんが傷んだ髪が目立つことも無く、サラサラヘアに近づけるでしょう!
2ヶ月に1回くらいの割合で、髪の毛をカットしに美容院に行くのがベストです。
それと同時に、髪の毛に栄養を与えたり、保湿力を保ってダメージを抑えたりするようなシャンプーやトリートメントを使って家でヘアケアをしっかりとしていければ、もう怖いものはありませんね!
毛先のカット、美容院でないとダメなの?
毛先のカットが非常に重要だということはご納得頂けたと思います。
ですが、「なにも毛先だけをカットするなら自分で切ってしまった方がいいのでは…」と考える人もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに美容院代もバカにはなりませんし、毛先だけをカットするのであれば家で十分な気もしますよね。
しかし、これは大きな間違い!
むしろ家で切ってしまうと、髪の毛を傷めたり、新たに枝毛などを生んでしまう原因になりかねないのです。
では、家で切るのと美容院でカットしてもらうのにはどんな違いがあるのでしょう?
最も大きな違いは、髪の毛をカットするハサミにあります。
美容院のハサミは、もちろんですが髪の毛を切る為のものです。
ですので、髪の毛の断面もまっすぐ綺麗にカットすることが出来ます。
髪の断面が綺麗だと、枝毛などは抑えられるのです!
しかし、家で使うハサミはどうでしょう?
もちろん、家用のハサミは紙などを切るのが目的で作られていますよね?
そんなハサミで髪の毛を切ると、髪の毛の断面がギザギザになってしまったり、断面を潰してしまったりするのです。
そうなってしまうと、せっかく傷んだ毛先を切ったとしても、切ったところからまたダメージが広がってしまう悪循環に…。
そうならないためにも、家でのケアはシャンプーやリンスによるダメージ軽減に留めて、髪の毛のカットは美容院で行うようにしてみて下さいね!
トリートメントは何のために使うの?
ここまで、傷んだ毛先の対処法についてご紹介してきました!
しかし、傷んだ箇所は切るのが一番良い方法と言われてしまうと、髪の毛のトリートメントには何の意味があるのでしょうか?
トリートメントの本当の目的は、傷んだ髪の毛を綺麗に見せるようにすることにあります。
傷んでしまった毛先にトリートメントを行えば、髪の毛に膜を作ってくれるので指どおりもなめらか、見た目もサラサラになったようにしてくれるのです。
しかし、それはあくまでも一時的な対処法でしかありません。
本当にケアをしたいのであれば、傷んだところは切ってしまった方が効果があると言えるでしょう。
ただ、そうなってくると普段使っているシャンプーやトリートメントも、ただ傷んだ髪を綺麗に見せるという効果があるだけだと、なんだかもったいない気がしますよね?
それならば、他の付加価値が付いているシャンプーやトリートメントに変えてみるのもアリなのではないでしょうか?
おススメなのは、保湿力が高かったり、髪の毛のターンオーバーをサポートしてくれたりする効果があるものです。
併せて、髪の毛に栄養を与えてくれるような成分も入っていると、綺麗な髪の毛を維持するのをサポートしてくれるのでより良い結果が手に入るのではないでしょうか?
いずれにしても、普段使っているシャンプーやトリートメントの効果を今一度見直すのもいいと思います!
髪の毛が生え変わるにはどれ位の時間がかかるの?
傷んだ髪の毛をケアするためには、傷んだ箇所を切ってしまうことが一番有効だというのはご納得頂けたと思います。
「でも、何も小まめに毛先を切っていかなくても、ある程度時間が経ってからまとめて切ってしまえばいいのではないの?」そうお考えの人もいらっしゃるのではないでしょうか?
確かに、まとめて切った方が楽ですし、できるだけ髪の毛が生え変わってからケアした方が良さそうに感じますよね。
しかし、髪の毛自体が生え変わるのにどれ位の時間がかかるものなのかみなさんはご存知でしょうか?
もちろん人それぞれ差は出てくるでしょうが、大体が生え変わるのに4、5年かかると言われています。
髪の毛のターンオーバーには実はかなり時間がかかってしまうんです。
それを待ってからのケアでは、遅すぎることがお分かり頂けると思います。
必要なのは、今ある元気な髪の毛にこれ以上負担を掛けないようにすることです!
出来るだけ髪の毛への負担を減らし、保湿力などを補いながらこれ以上髪の毛が傷まないようにしていく。
そして、傷んでしまった箇所は小まめにカットしてそれ以上傷まないようにしていくことが、一番効果が期待できるヘアケア方法なのです。
髪の毛を守る!を第一に考えていこう
ここまで読んで頂けているなら、髪の毛のケアは傷んだところを何とかするよりも、今ある髪の毛をいかに守っていくかがとても重要だということもお分かり頂けていると思います。
では、どうすれば今ある髪の毛を守っていけるのでしょうか?
最初にも書かせて頂きましたが、髪の毛を守る方法には色々なものがあります。
髪の乾かし方を見直したり、スタイリングの方法を工夫してみたり、洗髪方法を変えてみたり、そもそも使っているシャンプーユアトリートメントを変えてみたり…。
その中でも、てっとり早く改善することが出来るのは、洗髪方法とシャンプーやトリートメントの種類を変えることではないでしょうか。
髪の毛をきちんと乾かすためにはどうしてもドライヤーは必須になってしまいますし、スタイリングも仕事の種類などによっては直ぐに変えることが難しい人もいらっしゃると思います。
しかし、洗髪方法をごしごし洗う方法から優しく洗う方法に変えるだけでもダメージは減らせます!
また、シャンプーやトリートメントを綺麗な髪の毛を維持できるような成分が配合されているものに変えるだけでも効果が実感できるケースもたくさんあるのです。
これからは、髪の毛を守っていくというヘアケアを意識するようにしてみて下さいね!
コテやアイロンも、使い過ぎには気を付けて!
出かける前なども、コテやアイロンを使ってしっかりとスタイリングする人はたくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、髪の毛先が傷んでいる、傷みが目立っているという場合はこういったスタイリングにも注意が必要です。
当たり前ですが、コテやアイロンもドライヤーと同じく熱を髪の毛に加えていきますよね?
それを続けていってしまえばどうなるか、想像するのは難しくないのではないでしょうか。
傷んだ髪の毛を隠すためにスタイリングをきっちりと行う、これは間違った事ではないと思います。
しかし、ただスタイリングを行って髪の毛の傷みを隠したとしても根本的な解決には何らなっていないのです。
それだけではなく、傷んでいる所に更に熱を加えている訳ですから、髪の毛が受けているダメージは想像するのも恐ろしいですよね…。
ですので、意識的にコテやアイロンを使わない日を作るようにして下さい。
それだけでもかなり髪の毛のダメージを抑えることが可能ですよ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もう一度言いますが、一度傷んだ髪の毛を元に戻すことは出来ないのです。
ですので、髪の毛先の傷みが気になるのであれば勇気をもってカットをしてしまいましょう!
その上で、残されている元気な髪の毛に対してのケアをきっちり行ってダメージを減らすようにしましょう。
また、シャンプーやトリートメントを上手く取り入れて、髪の毛に保湿力や栄養を与えることが出来るようになればよりダメージ軽減につながると思いますよ!
*オーガニックシャンプーのNo.1を大決定!
-
-
【人気】オーガニックシャンプーおすすめランキング20選!
最近は髪への美容意識が高まり、オーガニックシャンプを選ぶ方が増えましたね。 少々お高いものでも、良いシャンプーはよく売れ ...
続きを見る